不動産担保ローンのデメリット
利息以外にお金がかかることも
不動産担保ローンは、金利が低くて多額の融資が可能なので人気があるローンです。しかし、デメリットも全くないわけではありませんので、そのことも理解しておきましょう。キャッシングなどの無担保ローンについては利息以外にお金がかかることはありません。しかし、不動産担保ローンでは、事務手数料などといった費用が発生する場合があります。金融機関によって様々なのですが、
・抵当権や根抵当権の登記費用
・印紙代
・事務手数料
・不動産鑑定料
などがかかる場合があります。借入額によって違いがありますが手数料だけで合計で数十万かかることもあるようです。口コミでも、事務手数料などが予想外に高くついたという声があります。
審査、融資実行までにかなりの時間がかかる
カードローンなどは、今は即日審査、即日融資が当たり前のようになっていますが不動産担保ローンは、申し込みから審査、正式申し込み、契約完了、融資までの時間が長くかかるのがデメリットという口コミも多いです。審査の内容にもよりますが、早いところで1週間程度はかかるようで、長い場合は数週間かかると言われています。申し込み者だけの信用調査であれば金融機関側もすぐにできるのですが、担保となる不動産の調査や鑑定にどうしても時間がかかるのです。最近では消費者金融系の不動産担保ローンで最短で3日程度で融資をしてくれるところもあるようですが、ケースによっては1週間程度かかることもあるようです。
財産を失う可能性がある
不動産担保ローンのもう一つのデメリットとして、もしも返済できなくなったら不動産を失ってしまうことがあります。不動産担保ローンというのは、もしも返済できない時はこの不動産を売却して債権に充てるとなっていますので、金融機関が不動産を売却して元本と利息を回収することになります。借りた方は、もし返済できなくなったら財産(不動産)を失うことになります。その際、不動産の価値が担保割れしていたら財産は失い、さらに借金が残ることもあるのでこのようなことにならないよう注意しましょう。